1歳ごろになると離乳食の回数も増えて、かわいい小さな歯が生えてきます。この頃の赤ちゃんがいるママにとって「断乳・卒乳」は大きな悩みですよね。
いつから始めればいい?どんなことをすればいい?子育てはわからないことだらけ。不安はたくさんあると思います。
わが家にも、完全ミルクで育児をした小学性の男の子がいるので、あなたの不安な気持ちがよ~くわかります。
この記事では、私の実体験を交えながら、完全ミルク育児の赤ちゃんの断乳方法についてお伝えしていきます。ママも赤ちゃんもストレスなく断乳しましょうね。
断乳にちょうどいいスタートのタイミングは?
周りのママたちから「ウチの子は断乳したの~」なんて聞くと、「ウチもそろそろ断乳しなきゃいけないのかな?」なんて焦ってしまうかもしれません。
でも断乳には赤ちゃんそれぞれに合ったタイミングがあるんです。焦らなくても大丈夫。それぞれの赤ちゃんに合ったタイミングで断乳すればいいんです。
断乳を始めるのにちょうどいいタイミングを見極めるポイントは3つあります。ポイントを押さえて赤ちゃんのペースに合わせて断乳を始めましょう。
離乳食が1日3回
断乳するということは、今までミルクからとっていた栄養がなくなるということです。なのでその分の栄養を食べて補う必要があります。
1歳ごろになるとほとんどの赤ちゃんは離乳食が進んでいます。1日3回まで離乳食が進み、食べることで栄養がとれていれば大丈夫です。
哺乳瓶以外で水分補給ができる
ほとんどの赤ちゃんは哺乳瓶を使ってミルクを飲んでいますよね。「哺乳瓶は長く使っていると虫歯になりやすくなる」なんて聞いたことがありませんか?
これは哺乳瓶を使うと口の中に飲み物がある状態が長く続いてしまい、虫歯になりやすくなってしまうということなんです。
断乳すると栄養だけではなく水分もミルクからとることができなくなってしまいます。
水分補給と虫歯予防のために、哺乳瓶ではなくストローやマグを使えるようになってから断乳を始めましょう。
平均は1歳を過ぎた頃
焦らない…とは思っていても、みんないつ頃から始めているのか気になりますよね。
離乳食が1日3回になり、哺乳瓶以外で水分補給ができるようになるのはだいだい1歳を過ぎた頃です。わが家でも1歳になる少し前からストローマグの練習を始めました。
不器用なうちの子はストローで水分補給ができるようになるまで時間がかかりましたが、焦らず何度も練習し、うちの子に合った断乳のタイミングが来るのを待ちました。
いよいよ断乳!方法と進め方を具体的に教えます
3つのポイントがそろったら、いよいよ断乳を始めましょう。
「まず何から始めればいいの?」というあなたに、断乳の方法を具体的にご紹介します。
ぜひ参考になさってくださいね。
まずはママの心の準備
「そんなのとっくにできてるわよ~」と思われるかもしれませんが、これがとても重要なんです。
生まれたときから飲んでいたミルクをやめるということは、赤ちゃんにとって一大事。「なんでミルクくれないの~」「ミルクちょうだい~」と大泣きしてしまう赤ちゃんもいるでしょう。
そんなとき、泣いている赤ちゃんがかわいそうになって断乳をやめてしまった…というのもよくある話なんです。
赤ちゃんが泣いていたらかわいそうで、ついついミルクをあげたくなってしまう気持ちはよ~くわかります。ママもつらいですよね。
でも、哺乳瓶でミルクをあげていると虫歯になりやすくなってしまうんです。せっかく生えてきたかわいい小さな歯が虫歯になってしまったら悲しいですよね。
赤ちゃんはすぐに慣れてくれます。ママはどーんと構えていましょうね。
ストローやマグの練習
まだストローやマグがじょうずに使えない赤ちゃんは、ちゃんと水分補給ができるように練習しましょう。
毎日少しずつ、繰り返し練習していれば、きっとすぐにじょうずになりますよ。
わが家も「いつになったらじょうずに飲めるようになるの~」と思っていたけれど、一度コツをつかんでしまえばあっという間に飲めるようになってしまいました。
ミルクの回数を減らす
離乳食が1日3回になっていれば、おなかがすいてミルクを欲しがるというより、精神的な安定のためにミルクを欲しがるようになります。
ミルクの回数を少しずつ減らしていって、ミルクを飲まない習慣をつけていきましょう。
おやつをあげる
ミルクの回数を減らしておなかがすいてしまうようなら、おやつで補いましょう。
お砂糖を使った甘いお菓子ではなく、おいもやフルーツを少しずつあげて、食べることの喜びや楽しさを増やしてあげましょう。
寝る前のミルクをやめる
寝る前にミルクを飲んだり、飲ませながら寝かしつける習慣がついていると、断乳してすぐは大泣きしてなかなか寝てくれないかもしれません。
でも寝る前にミルクを飲ませると虫歯のリスクが高くなってしまいます。赤ちゃんのためにも、ここはちょっと頑張りましょう!
しばらくは大変かもしれませんが、背中をトントンしたり、歌をうたったり、絵本を読み聞かせてあげたり…と、赤ちゃんに合った新しい入眠方法を探してみましょう。
わが家ではこの頃から小学校入学までずっと、寝る前の絵本の読み聞かせが習慣になっていました。毎日決まったことをすると安心して寝てくれるようになりますよ。
まとめ
赤ちゃんの成長にはみんなそれぞれのペースがあります。周りに合わせる必要はありません。
大丈夫!だって赤ちゃんの一番の理解者はあなたなんですから。
無理しないで、赤ちゃんのペースに合わせて、焦らずゆっくり進めましょうね。
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