お子様の成長とともに、次々とやってくるイベント。
11月には七五三が控えていますね。
着物の準備や写真スタジオの予約、初穂料の準備、会食のレストランの予約など・・・
次から次へとやることがいっぱい!
自分が小さい頃は着物を着せてもらってウキウキでお参りに行って、
なんとなく七五三の意味を教えてもらった記憶がありますが
親になってからの七五三は知っておかなきゃいけないことがあれもこれもで不安だらけ…。
でもこれを読めば大丈夫!
準備に忙しい中でも、必要なマナーはバッチリ理解できます(^^)
七五三のお参りで覚えておきたい3つのマナー
親として七五三のお参りに行くのであれば、ある程度のマナーは心得ておきたいものです。
一応、周りの目もありますし、おじいちゃん・おばあちゃんも一緒に行く場合は「非常識」と思われたくないですよね(^^;
「服装」「初穂料」「参拝」の3つのマナーだけ、事前に予習しておきましょう。
服装のマナー
神社へのお参りなので、参加する人は全員正装することが基本です。
女の子は着物、男の子は袴と羽織です。
女の子なら喜んで着物を着てくれることが多いでしょうが、元気な男の子はそうはいかない場合もあるかもしれません。
その場合は、スーツなどの洋装でもOKです。
大人の場合、ママはジャケットを着用しましょう。
私は長女の初めての七五三で、翌年に幼稚園入園を控えていることもあり、入園式にも着ていけそうなスーツを購入しましたよ。
和装も神社の雰囲気にもとても合い、華やかで良いですね!
ただ、慣れない着物を着ているお子さんのケアは何かと忙しいので、お着物を着ていく場合はそれなりの覚悟を・・・
パパはダーク系のスーツで。
お祝いの場なので、ネクタイは明るめの色をチョイスすると良いでしょう。
もちろん紋付きの袴でも大丈夫です。
家族で和装で揃えていくのも素敵ですね!
初穂料のマナー
私も「なんじゃそりゃ?」と思ったものです。
「はつほりょう」と読み、御祈祷してもらうことへの謝礼にあたるものです。
相場は5千円から1万円といわれていますが、神社によって金額が定まっていたり、参拝者におまかせのところもありますので事前に確認をしておくとよいでしょう。
初穂料はご祝儀袋を使用して神社に納めましょう。
ポイントは3つ!
- 紅白蝶結びの水引き
- 上部に「御初穂料」または「御礼」と書く
- 下部にはお子さんの名前を記入
実は我が家は、神社の受付に行きお財布から直接お金を出してお支払いを済ませるようにしてしまいました。赤っ恥でした!
神社での参拝マナー
これまでに初詣などで神社やお寺でお参りをしたことのあるお子さんもいるかもしれませんが
せっかくの機会なので、親子でお参りの方法やマナーを勉強すると気持ちが引き締まります。
まずは神社に到着。鳥居をくぐる時に一礼。
鳥居がいくつもあるところでは、くぐる度に一礼していきます。
参道は端を歩きましょう。参道の中央は、神様の通るところとされています。
手水舎(てみずや)に着いたら、柄杓(ひしゃく)を使って手と口を清めます。
ここはお作法を覚えておきたいところですよね。
- 右手で水をすくって左手にかけます。
- 左手に持ちかえて右手を清めます。
- もう一度右手に持ちかえて、左手に水をくみ、その水で口をすすぎます(直接柄杓に口をつけるのはマナー違反です。)
- 水をすくって、すくった水が柄杓の柄を伝い落ちるように静かに立てるようにして元に戻します。(使った柄杓を清める)
賽銭箱の前まで来たら、神様にお祈りをします。
鈴などがあれば、鳴らして神様を呼びましょう。
そして「二礼二拍手一礼」の順でご挨拶をします。
お願い事をするのは、二拍手の後です。最後の一礼を忘れずに。
神殿でご祈祷を受ける時には「お立ち下さい」や「頭をお下げください」など指示がありましたので、その通りにすれば大丈夫です。
七五三の由来とお参りの意味を知ろう
自分のためにも、お子さんに教えてあげるためにも、七五三の由来や、お参りの意味も知っておきましょう!
七五三をお祝いする文化は日本独自のもので、古くは平安時代から始まったと言われています。
当時、子どもは3才5才7才と成長の節目に病気にかかりやすいと言われており、健やかな成長を氏神様にお祈りをしていました。
また、節目の年齢には次のような意味があります。
- 3才→髪置(かみおき)…男女ともに髪を伸ばし始めるころ
- 5才→袴着(はかまぎ)…男性の衣服である袴を着るようになるころ
- 7才→帯解(おびとき)…女の子が大人と同じような帯を使うようになるころ
これを見ると、成長をお祝いするという意味も納得ですね。
まとめ
いかがでしたか?
これであなたももう七五三マスター!
一度きりのお子様の晴れの日、思い出に残る素敵な七五三をお迎えください(^^)
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