カレーは子供から大人まで幅広い年齢層に愛されている人気メニューですよね。今では日本の国民食とも言われているほどで、じっくり煮こまれた具材は美味しいし、スパイシーな香りが最高!
私はなぜか子供を産んでからカレー大好き人間になり、最低でも週2日のペースで食べるほどハマってしまいました。
簡単に作れて家族にも喜ばれるので助かるメニューなのですが、唯一嫌いなのが染みが付くと全然落ちてくれない所!
なのに園や学校の給食がカレーの日は、必ずと言っていいほど服に染みを付けて来るんですよね〜。幼稚園は制服だったので、カレーの日はドキドキしていました。(案の定服の一部がカレー色)
「目立つ所に染みが付いちゃったら捨てるしかないよね」「カレーの日は白い服禁止!!」と思っているあなた!
服に付いたカレーの染み抜きは、身近な物で簡単に落とせるんですよ。しかも時間がたっている染みでも効果はバッチリ!
この記事では、スッキリ落ちるカレーの染み抜きの方法と、バッグに入れておけばいざという時でも慌てない!便利な染み抜きアイテムをご紹介します。
私はカレーの染みが目立つ服は諦めて部屋着にするか処分していましたが、この方法を知ってからは白い服でもカレーの染みが怖くなくなりましたし、お手軽アイテムがあれば心置きなく大好きなカレーを食べられるようになりました。ぜひ参考にしてくださいね。
時間がたったカレーの染み。綺麗に落とす方法は?
カレーの染みが落ちにくいと言われている原因は2つあります。
1つ目は、水で落ちやすい水溶性と油で落ちやすい油性の2つの性質が混ざっているから。
2つ目は、カレーに使われている香辛料・ターメリックの黄色い色素クルクミンです。
特にクルクミンはかなり頑固な色素なので、簡単に落ちてくれない事から「カレーの染みは落ちない」と言われるようになりました。
しかし、クルクミンには「紫外線に当てると色素が分解する」という弱点があります。つまり、お日様に当てればあの厄介なカレーの染み抜きができるんです!
ここで基本的な染み抜きの方法と、さらに効果的な落とし方をご紹介しますね。
基本的な染み抜きの方法
- 落としたい染みにキッチン洗剤を付けます。おしゃれ着などのデリケートな服は薄めた洗剤を付けましょう
- 染みの下にタオルを置き、歯ブラシや綿棒などを使って染みの部分をトントンと叩きます。おしゃれ着でなければ手でもみ洗いをしてもOKですが、ゴシゴシ擦ると服が傷んでしまうので優しく洗ってくださいね。
- ある程度落ちたら水かお湯で洗い流します(お湯の方が染みが落ちやすいです)
- いつも通りに洗濯をし、染みの部分が日に当たるように干しましょう。
重曹&酵素漂白剤を利用する方法
基本の染み抜き方法でも落ちなかった時は、酵素系漂白剤で染みの部分にタオルや綿棒でトントンと叩くように付けましょう。
- 重曹を小さじ1杯・酵素系漂白剤を小さじ3杯・キッチン洗剤を2〜3滴入れよく混ぜあわせます。
- 染みの下にタオルを置き、染みの上に1で作った洗剤を乗せて、歯ブラシか綿棒でトントン叩きます。
- 染みが落ちてきたらぬるま湯で洗い流します。
- いつも通りに洗濯してから日に当たるように干しましょう。
セスキソーダを利用する方法
油汚れに効果抜群なセスキソーダを使うと更に落ちやすさがUPしますよ。
- セスキソーダを染みの部分にふりかけ、その上に酵素系漂白剤を大さじ1杯乗せます。
- そこに洗剤が流れてしまわないようにそ〜っと熱湯をかけ、10分ほど放置します。
- そのあと洗い流さずに、いつも通り洗濯機で洗います。
- 染みの部分が日に当たるように干せばOKです。
マーガリンを利用する方法
カレーの染み抜きにマーガリン…決して見間違いではありませんよ(笑)
冗談かと思ってしまいますが、実はマーガリンの油分がカレーの油分を包み込むことで落ちやすくしてくれる方法なんです。
- 染みの下にタオルを置き、染みの上にマーガリンを塗ります。
- マーガリンを塗った染みの部分に、ドライヤーでマーガリンが溶けるまで熱風を当てます。
- マーガリンが溶けたら食器洗剤を染みの部分に付け、軽く手でもみ洗いをします。
- ぬるま湯で優しくこすり洗いをし、最後に洗濯機で洗えば完了です。
もしスッキリ落ちていなければ、染みを日に当たるように干してみてくださいね。
炭酸水を利用する方法
炭酸水に含まれている二酸化炭素は、汚れを浮き上がらせる働きがあります。
- 炭酸水を染み込ませたタオルやおしぼりなどで染みの部分をトントン叩きます。
- ある程度落ちるまで繰り返し、染みが薄くなってきたらいつも通りに洗濯をします。
- 染みが日に当たるように干せば完了です。
もう慌てない!染み抜きにすぐ対応できる常備品4選
染みを綺麗に落とす為にはスピードが命!うっかり外出先で染みが付いてしまってもすぐ対応できるように持っておきたい、オススメ常備アイテムをご紹介します。
シミ抜き剤
名前の通り染み抜き専用アイテムです。ペンタイプ・シートタイプなど色々な形状で販売されているので、自分の使いやすいタイプが選べます。
ドラッグストアや100円ショップでも売っているので手に入りやすいですし、1つ持っていればすぐに対応できますね。
食器洗剤
食べ物の汚れを落とすには食器洗剤が1番です。
コスメ用の詰替えボトルに少し入れておけば、いつ染みが付いてしまっても水道水が使えるところならサッと染みの部分を洗うことが出来ます。
バッグの中でボトルのフタが開いてしまっても大丈夫なように、ジッパーバッグに入れておきましょう。
重曹入りジッパーバッグ
大きめのタオルや、トップスが入るくらいのジッパーバッグに大さじ2杯程度の重曹を入れておくだけのアイテム。
もしタオルや服に染みが付いてしまったら、重曹ジッパーに入れ、中の重曹を染みの部分に揉み込んでおきます。
帰宅したら洗剤と一緒にそのまま洗濯するだけなので、とっても楽ちんですよ。
クレンジングオイル
女性にはお馴染みのクレンジングオイルは、油汚れにも対応できます。
染みが付いてしまった時はクレンジングオイルを染み込ませた綿棒でトントン叩き、ある程度落ちてきたら水で洗い流します。帰宅したらいつものように洗濯機で洗うだけ。
クレンジングオイルはミニボトルや1回分ずつ個別包装になっているものがあるので、持ち運びも簡単ですよ。
まとめ
いかがでしたか?1度染みが付いてしまうと時間が経つほど繊維に入り込んでしまうので、どんどん落ちにくくなってしまうので本当に厄介ですよね。
どんな服を着ていても染みを恐れず、美味しく食事できるように便利アイテムを持っておくのはかなりおすすめです!
ぜひあなたもこれを参考にして、時間がたってしまった服も諦めずに染み抜きにチャレンジしてくださいね。
コメント