自分がいつから自転車に乗れるようになったか、覚えていますか?
私は、幼稚園の年長さんのときに古い自転車を使って練習をして、小学校1年生の入学祝いで父親から、当時お友達の間で流行っていたマウンテンバイクをプレゼントしてもらいました。
もう何十年も昔の記憶ですが、ひざにすり傷を作りながら練習をして、苦労した記憶があります。自転車の練習をする本人も、練習に付き合う大人も、一苦労ですよね。
我が家の6歳の娘は5歳の時に、5歳の息子は4歳の時に、二人とも試練を乗り越えて補助輪が外れました。
そんな私の経験をふまえて、「そろそろ子供に自転車の練習をさせてみようかしら」と思っているあなたに、いつから練習をすればいいのかという疑問や、スムーズに乗りこなせる練習方法などをご紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。
自転車の練習ってどうやるの?運動嫌いでも大丈夫?
我が家のお姉ちゃんは、とっても身体がやわらかいのですが、決して運動神経がいいわけでもありませんでした。
4歳のクリスマスプレゼントで、補助輪つきの自転車をサンタさんからプレゼントしてもらい、自転車に乗りたい気持ちは強かったので、一生懸命練習してちゃんと乗れるようになりました。
保育園に通っているので、だいたいお休みの日にしか練習はできなかったのですが、運動が得意でなくても地道に練習すれば大丈夫です。
いつから、という明確な定義はないようですが、周りのお友達の様子だと3~4歳で練習をはじめる子が多いみたいです。
自転車の練習の前に乗っていたもの
私が幼いころは、今のようにおしゃれで機能的なものがなかったのですが、最近はペダルのない自転車のような、バランス感覚を養うバイクもあります。
公園に遊びに行ったときに、自分の子供より小さい子が器用に乗っていたのを見たことがあり、うちもさせようかなと思っていました。
そんなとき、そろそろ孫が自転車の練習をする頃だと察したのか、実家の母から、ペダルなしの自転車が送られてきました。これも、4歳の時に乗りはじめました。
木製だったので、なんだか屋外に出すのはもったいなくてリビングで乗り回してもらうことにしましたが、実に楽しそうに乗っていました。
おうちの中で乗る場合は、壊れるものなどは片づけておいてくださいね。
もちろん、木製ではないキッズバイクもあります。子供や親のデザインの好みもあると思うので、好きなタイプを選びましょう。
練習におすすめの自転車や場所は?
先ほども少しお話しした通り、我が家の娘の自転車はサンタさんがプレゼントしてくれましたが、お店で選んで、試乗もしています。
ここからは、おすすめの自転車や、練習する場所などをご紹介します。
どのような自転車がいいの?
練習には、後方に手押しできる補助ハンドルがセットになったものを使用しました。
サイズは12インチを選びましたが、自転車屋さんに行くと身長と自転車のサイズ早見表のようなものがだいたい置いてあります。
試乗させてもらって、子供が安全に乗れるサイズを選ぶといいですよ。
「子供はすぐ大きくなるし、自転車を何回も買い替えるのはちょっと…。」と、いう気持ちもとーってもわかりますが、ここは子供の身体に合ったサイズの自転車を準備してあげてくださいね。
後方の補助ハンドル部分のみ販売しているメーカーさんもあるようなので、値段や機能性などご家庭にあった自転車を選びましょう。
必要であればサポーターや、ヘルメットも忘れず準備しておきましょうね。
どこで練習すればいい?
我が家は戸建てで、幸いにも大通りから入り込んだ立地にあるため車の出入りも少なく、好きな時に家の前の道路で練習していました。
マンションに住んでいるお友達は、なかなか練習場所が確保できないということで、お休みの日に近くの公園で練習をしていました。
我が家も気分転換に、車に自転車を積んで大きな公園に行って練習したりもしましたが、自転車の乗り入れや、練習を禁止している公園もあります。確認してから行くといいですね。
大人のサポートは?
まずは補助輪付きで、三輪車の延長の感覚でしばらくは楽しんで自転車遊びをさせました。
その方が子供も楽しいし、自転車そのものに慣れてもらったほうがいいと思ったからで、キッズバイク歴が長い子だと、初めから補助輪を外して練習をする子もいるようです。
いよいよ補助輪を外して、遊びから練習へと変わったときに、可能であればまずは大人が自転車に乗る様子を見せて、乗り方を説明しましょう。とはいえ、言葉や見た感じはわかっているようでも、実際にはできないものです。
後方の補助ハンドルを支えながら押し進めてあげましょう。「ちゃんと持ってるからね」と、言いつつハンドルから手を離してみたり、子供1人だけで乗れる時間を増やしていきましょう。
乗りたいのになかなか乗れないもどかしさを1番感じているのは子供です。
「こんなに練習しているのにどうしてまだ乗れないの?」なんて叱ったりせず、親も大変ですが焦らずゆっくり練習を見守ってあげましょう。
傾斜を利用する
片足をペダルに乗せて進みながらもう片方の足をのせる、乗りはじめの動作が難しかったようで、左足を乗せている間に、先に乗せていた右足が地に着いちゃってる状態です。
たまたま駐車場から道路の接続部分に向かって傾斜になっていたので、傾斜から自然に下っていく勢いを利用しました。
自転車が進んでくれるので、バランスを取りながら足を乗せる余裕ができたみたいで、それからはスイスイ乗れるようになってビックリしました。
急な坂は危険なので、傾斜のゆるやかな場所で試してみてくださいね。
自転車教室に行く
プロが自転車の乗り方を指導してくれます。早い子だと数時間練習すれば乗れるようになるそうで、短時間で手っ取り早くマスターさせるなら、プロの手を借りる方法もありですね。
まとめ
いかがでしたか?子供の自転車の練習方法や、サポートなどについてご紹介しました。1人で乗れるようになる日が待ち遠しいですね。
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