女性にとっていや〜な生理痛。あなたも悩んだ事はありませんか?症状が酷いと、私生活に影響が出てしまうし、軽くてもいつものように動けなかったり…毎回憂鬱ですよね。
私の友人は生理痛が酷く、必ず初日〜3日までは発熱・腹痛・腰痛が辛くて寝込んでいました。本人も働きたくても起き上がれないので、必ず仕事を休むしか無くてとても困っていたんです。
痛む箇所や重さに個人差はあるものの、女性の7割は生理痛に悩まされています。
法律では生理の症状が原因で仕事が出来ない時は生理休暇が認められていますが、上司が女性でないとなかなか言い出しにくいですよね。
しかし!実はこの生理痛、納豆を食べることで軽く出来るんです!納豆の他にも痛みを和らげてくれる食材やオススメ献立もあるんですよ!
生理中は鎮痛剤が欠かせないって女性も多いですよね。でも薬を飲む前に、まずはこの記事を読んで食生活から変えてみませんか?
納豆が生理痛に効くのはナゼ?
生理痛はプロスタグランジンという、聞き慣れない分泌物が原因で起きています。
これが子宮を収縮させ、過剰に分泌されることで痛みを感じやすくなり、辛い生理痛が起きるのです。許せませんね〜
痛みを和らげるには、プロスタグランジンの分泌を抑えることがポイント!その鍵となる食材はなんと納豆なんです。では納豆の何が良いのか、ご説明しますね。
納豆の効果
イソフラボン
女性の間では有名な成分のイソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをしてくれます。
生理痛はエストロゲンが足りないと起きやすいので、これをイソフラボンで補うと痛みが和らぐのです。
ビタミンK
基本的には血液を固める役割のビタミンKですが、カルシウムの流出と出血量を抑えることも!
ビタミンKって意外と重要なんですね。
ビタミンB6
主に大豆に含まれている成分で、子宮の収縮を抑えて生理痛を和らげてくれる効果があると実験結果が出ています。この時期は特に頼りになる栄養素です。
納豆の効果は抜群ですね!でも他にもお助け食材があるんですよ。
芋・まぐろ・鮭
この食材に含まれているマグネシウムは、子宮の収縮を和らげてくれる効果があります。
チョコなどの甘い物をよく食べる人はマグネシウム不足が多いそうです。生理中は適度に補給しましょう。
根菜
根菜類はビタミンやミネラルを多く含むので、血行を良くして代謝をアップさせてくれます。
しかし同じ根菜でも大根とごぼうは体を冷やしてしまうので、人参・じゃが芋・生姜をメインで摂るようにしましょう。
青魚
サバ・イワシ・サンマ等の青魚には、血流を良くしてくれるDHA/EPAがたくさん含まれています。
更に魚の油は子宮の収縮を抑えてくれる働きがあるので、生理中はメイン食材をお肉から魚にすれば痛みを緩和出来そうです。
味噌・醤油・キムチ
発酵食品を食べると腸内の環境が良くなると血流が良くなり、ホルモンバランスが整うことで生理痛が和らぎます。
発酵食品は美肌効果も高いとされているので、生理中の肌荒れも軽減できますね。
小松菜・牛乳・小魚
カルシウムを多く含むこの食品を食べることで、痛みの原因となるプロクタンジンの生成を抑えられます。
緩和するだけでなくプロクタンジンが作られないようにする事で、生理痛にWで効いてくれるんですよ。
ハーブティー
ハーブティーはホットで飲むことが多いですよね。しかもノンカフェインなので、体を冷やすことなくハーブの香りで生理中の憂鬱な気分も解消されます。
特にジンジャーティーは生姜が苦手な人でも飲みやすく、ショウガオールという成分で体が芯から温まります。
ルイボスティーは冷え性を和らげてくれるので、この2つはかなりオススメですよ。ただ、ハーブティーの中にはカフェインを含む物もあるので一度チェックしてから楽しみましょう。
かぼちゃ・アーモンド・アボカド
この食材にはホルモンバランスを整えてくれるビタミンEが豊富に含まれています。美容効果も高い食材なのでバランスが崩れやすいこの時期はたくさん食べたいですね。
以上が生理痛に効果が期待できる食材でした。
また、痛みが少ない(無い)人は普段からノンカフェイン・甘酒・発酵食品を摂っている人が多いようです。
冷たい飲み物・食べ物は取らないように気を付ける事も大切です。痛みが軽くなることがありますよ。
私は小麦粉を摂取しないグルテンフリーを続けています。(たまに食べるけどね)始める前と比べるとかなり痛みが抑えられたり、花粉症状にも効果を感じられたので個人的にオススメです。
生理痛を改善したいあなたにおすすめの献立!
さて、ここでは生理痛を和らげる食材を使った、オススメ献立をご紹介します。
基本メニューを洋食より和食を多めにすると、生理痛だけでなく美容や健康にも良いですよ。
主食
お粥
お粥なら体は温まりますし、痛くて動けない時でも簡単に作れますよね。
生姜入りにしたり、ごま油を入れて中華風にしたりと味に変化が付けやすいのも飽きにくい所もポイント高いです。
アボカドとマグロの納豆丼
ビタミンEのアボカド・マグネシウムのまぐろ・イソフラボンの納豆をご飯に乗せるだけで一度に摂れる楽ちんメニュー。
味付けは麺つゆでもドレッシングでもOKなので、生理痛であまり動きたくない時でも簡単に食べられますよ。私は体調悪くなくても食べたいです(笑)
スープ
ネギと生姜の根菜スープ
体を温めてくれる根菜・ネギ・生姜をたっぷり使ったこのスープなら芯から温まりますね。特に寒い冬にはたっぷり作って常備しておけばいつでも体はポカポカです。
サイドメニュー
小松菜の胡麻和え
胡麻はマグネシウム・カルシウム・ビタミンEが含まれています。小松菜にはカルシウムの他に鉄分も含まれているので、生理中の強い味方になってくれるメニューですね。
かぼちゃのいとこ煮
かぼちゃのビタミンEと、体を温めてくれる小豆を一緒に煮るこのレシピ。
ほんのり甘みがあるので、お菓子や甘い物を食べがちな間食をこれに変えればカロリーも抑えられて嬉しいことだらけです。
メイン
さばの味噌煮
青魚代表のサバのDHA/EPAと発酵食品&イソフラボンの味噌を同時に摂取できます。いつもは魚の臭み消しに使う生姜も、多めに入れて体を温めちゃいましょう。
まとめ
身近な食材でこんなにも生理痛に効果があるなんて驚きですね。
私は二人目を産んでから何故か生理痛が無くなってしまったのですが(一緒に産み落としたのか?)それまでは仕事は休まなくて済むレベルでも腹痛が辛くてよく唸っていました。
その度に実家では「バ○オハザードのゾンビみたい」と言われるほど(笑)
昔から料理も食べることも大好きなので、この頃に食事で和らげることを知っていたら即実行していたのに!と思っています。
どんなに辛くても食事は不可欠。メニューを変えるだけで少しでも良くなるなら試す価値はアリですよね!是非あなたもこれを参考に、食事で改善してみてくださいね。
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