お仕事をしている人にとって、真っ白なワイシャツは必須アイテムですよね。でもある日ふと見てみると襟や袖口が黄ばんでる!なんて経験はありませんか?
黄ばみの原因は、酸化した汗や皮脂のタンパク質。襟や袖口は肌がこすれる事が多い場所なので、汗や皮脂がどんどん服の繊維に入り込んでしまい、どうしても黄ばみが出来やすくなってしまいます。
特に梅雨や夏の時期は汗をかくことがかなり多くなるので、真っ白だったワイシャツはあっという間に黄ばみ、きれいに落とさないまま着続けているともっと落ちにくい黒ずみに変わってしまうんです!
黄ばみも黒ずみも、チラッと見えてしまったら恥ずかしいですし、だらしない印象になってしまいますよね。
私も仕事と私服でワイシャツを着ていた時、何度洗濯しても落ちてくれないし落とし方も知らないしで、困りつつもそのままにしていました…。
「毎日洗ってるのになんで落ちないの?」「やっぱりクリーニングに出さないとダメなのかしら」と悩んでいるあなた!
この記事を読めば、今まで落ちなかった黄ばみをスッキリ落とす方法と、綺麗な状態を保つための予防法がわかります。
黄ばんだまま放置していた私のワイシャツも、この方法を試したら綺麗になったのでクリーニングに出さずに済みました!
家にあるもので簡単に落とせるので、ぜひ参考にしてくださいね。
なかなか落ちない黄ばみ。ワイシャツを綺麗に洗濯する方法とは
何度洗濯しても落ちてくれない厄介な黄ばみは、意外と簡単に落とせるんです。黄ばみの基本的な落とし方と、それでも落ちなかった時の方法をご紹介しますね。
基本的な落とし方
- いつも使っている洗濯洗剤か固形石鹸を黄ばみに塗り、20分放置します。
- 軽く黄ばみの部分を揉んでから普通に洗濯しましょう。
キッチン洗剤を使う
油汚れが多く発生するキッチン。キッチン洗剤は油汚れに強い商品が増えてきているのでより落としやすくなっています。
- 黄ばみにキッチン洗剤を塗り、柔らかめの歯ブラシで優しく泡立てるか、無い場合は手で軽くもみ洗いします。
- ぬるま湯ですすぎ、普通に洗濯しましょう。
酵素系漂白剤を使う
塩素系と違って色柄物にも使える酵素系漂白剤で繊維の奥まで綺麗に出来ます。
- 酵素系漂白剤とお湯を混ぜた液に20分浸けておきます。浸けすぎてしまうと生地が傷んでしまうことがあるので気をつけてくださいね。
- 時間が経ったらそのまま普通に洗濯しましょう。
クレンジングオイルを使う
女性の身近なアイテムのクレンジングオイルは、油性のメイクをするする落ちます。つまり同じ油汚れの皮脂にも最適なのです。
- クレンジングオイルを指に付け、黄ばみに塗っていきます。
- 黄ばみの部分を軽く揉んだ後、お湯ですすぎます。
- ある程度すすいだら、普段通りに洗濯しましょう。
重曹&クエン酸
重曹とクエン酸の化学反応を使って落とす方法です。
- 250mlの水に重曹小さじ1を入れてよく混ぜ、黄ばみに染み込ませます。
- 100mlの水に小さじ1/2のクエン酸を入れてよく混ぜたらスプレーか垂らします。
- 化学反応でシュワシュワしてきたら5分放置し、その後普通に洗濯しましょう。
重曹&酵素系漂白剤&ドライヤーを使う
汚れの強い味方を組み合わせることでWのパワーが発揮され、そこに熱を加えることでガンコな黄ばみをスッキリ落とします。
- 重曹と酵素系漂白剤を大さじ1ずつ混ぜ、スプーンや割り箸などを使ってペースト状になるまで混ぜます。
- 粉末の酵素系漂白剤を使う場合は、ペースト状になるまで少しずつぬるま湯を加えて混ぜてくださいね。
- ペーストを黄ばみに塗り、生地から10cm程度離れた位置からドライヤーの熱風を数分当てましょう。
- 全体的に熱を当てたら後、普通に洗濯してください。
セスキソーダを使う
たんぱく汚れや油汚れの強いので、我が家でもコンロ周りの油汚れや、血液の汚れを落としたい時に大活躍しています。
- 水500mlに対し小さじ1のセスキソーダを入れ、しっかり混ぜてから黄ばみにスプレーするか垂らして20〜30分放置します。
- 黄ばみの部分を軽く揉んだ後、普通に洗濯しましょう。
お手入れの手間を少なくする!ワイシャツの黄ばみを防ぐ方法とは
黄ばみを綺麗に落としても、今までと同じ使い方をしているとすぐに新たな黄ばみが発生してしまいます。
長く真っ白な状態を保つために役立つ、黄ばみの予防方法をご紹介します。
こまめに汗を拭く
黄ばみの原因が服に入り込んでしまう前に、原因となる汗や皮脂をこまめに拭き取ることが肝心です。
汗を拭くついでに、黄ばみやすい襟や袖口も一緒に拭くことでさらに予防できますよ。
すぐ洗う
疲れて帰ってきたらワイシャツを脱いで少しゆっくりしたいですよね。でもすぐに洗わないと汗や皮脂はどんどん繊維に入り込んで黄ばみに近づいてしまいます。
帰ってワイシャツを脱いだらとりあえず洗濯して、黄ばみを作らないようにしましょう!
洗濯物は入れ過ぎない
洗濯は1回で終わらせたいから!と大量の洗濯物を1度に洗おうとすると、衣類が密集したままできちんと汚れが落とせません。
洗濯物は洗濯機の70%までが綺麗に洗える限界の量なので、それ以上入れないようにしましょう。
洗剤は量を守る
洗剤は多いほうが綺麗になると思いがちですが、決められた量よりも多く洗剤を入れてしまうと、すすいでも洗剤が残りやすくなり、洗い残しが黄ばみやニオイの元になってしまいます。
洗剤のパッケージに記載されている量を守って使ってくださいね。
標準モードで洗濯する
最近はすすぎ1回で済む洗剤や、時短メニューがあったりと忙しい主婦には便利ですよね。
しかし、時短メニューを使うことで洗う時間やすすぎが少ないせいでしっかり汚れが落ちないことも黄ばみの原因の一つなんです。
黄ばみを予防したい服は標準モードで洗うと、しっかり繊維の奥まで綺麗になりますよ。
ベビーパウダーをはたく
赤ちゃんのあせも対策に使われているベビーパウダーは、汗を吸着してくれるので黄ばみの予防に効果あり。
洗濯して乾いたワイシャツの襟・袖口にベビーパウダーをはたいておくだけでOKですよ。
ノリを使う
洗濯物をピシッとさせるノリを黄ばみやすい襟や袖口に塗っておくと、ピシッとなるだけでなく、ノリのコーティング効果で皮脂や汗をガードしてくれます。
ワイシャツの型崩れと黄ばみの両方を防止してくれるお助けアイテムですね。
まとめ
いかがでしたか?一度黄ばんでしまうと諦めるしかないのかと思ってしまいますが、ほとんどが放置&普通に洗濯することで落ちてくれるので、黄ばみ落としのハードルは意外と低かったんですね。
めんどくさがりな私でも「やってみるか!」と思えるほど簡単だったので、ぜひこれを参考にして白くて爽やかなワイシャツをキープしてくださいね。
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